グリッド協議会

第14回GGF調査会・第13回ワークショップ

日 時: 2005年7月14日(木)13:15−17:30

場 所: 秋葉原ダイビル 12階 (稚内北星学園大学講義室)

GGF調査会 GGF14参加報告
ワークショップ テーマ:セキュリティ

http://www.jpgrid.org/event/2005/ws13.html

Globus ToolKit Ver4情報など。

金融や医療、宇宙等々、高度な計算を並列処理させる以外で、何かグリッドミドルウェアを使うアイデアはないかな?

Grid World 2005

5月11〜12日
東京国際フォーラム(有楽町)

今年も行ってきました。両日
講演、展示いろいろまわりました。

Enterprise Gridの近未来
●時代はスケールアップからスケールアウトか?
●待機系や遠隔バックアップサーバも運用系として仮想的にリソースを使う?
●ちょっと広域なクラスタ程度しか、まだ実現できていない?

余談ですが、、
Sunブースのお姉さんの格好がかなり気になりましたw

http://www.idg.co.jp/expo/grid/

HP-UX情報

最近の各社仮想化動向ってどうなってるんだっけ?
確かHP社も秋に発表していたような。。

ということで、調べてみました。
【HP社の仮想化技術動向】です。

現在1CPU単位分割可能な「vPars」がありますが、
IBM社のマイクロパーティションのように、
さらに1CPUを細分化する技術「Integrity VM」が
「2005年後半」にリリースされる予定です。

■論理パーティション:Integrity VM(Integrity Virtual Machines)

■プロセッサ分割単位:1CPUを5%まで細分化可能(IBMは10%)

■対応OS:HP-UX 11i、Linux。(Windowsはサポート検討中)


IBM社のマイクロパーティションって実は
 >パーティション毎にある程度のブート領域が必要
 (数十GB×パーティション数=サーバディスク容量)
 >パーティション数は環境設定費用に影響する
 (設定費用は1パーティション毎の値段×パーティション数=設定費)
等、パーティション数を多くすると
イニシャルコストに大きく影響することがわかってきました。

また
 >パーティション管理サーバ、ハードウェア管理専用コンソールが必要
のように、運用サーバ〜管理サーバ(コンソール)間の情報のやり取りがあり、
オーバーヘッドが高くなると予想されます。

HP社の今後の動きをさらに調査する上で、これらの点について
特に注目していきたいと考えます。


関連記事(サーバ仮想化):
http://h50146.www5.hp.com/products/software/oe/hpux/partition/

Solaris10 情報

Sun Microsystemsは11月15日(米国時間)、
最新サーバーOS「Solaris 10」を正式発表しました。

OS自体は無償で、パッチやサポートを有償の
サブスクリプション(年間契約)方式で提供するそうです。

【スケジュール】
 2005年1月以降 オープンソース化に関する報道発表
 2005年1月31日 無償ダウンロード提供を開始
 2005年2月   有料のメディアキット販売(5,000円。CD,取説,箱)

【サポート料】
 搭載CPUあたりの年額制。
 ベーシック・サービス 15,120円
 スタンダード・サービス 30,240円
 プレミアム・サービス 45,360円
 の予定。

【対象プロセッサ】
 ・Sun SPARC
 ・AMD Opteronを含むIntelx86(32ビット版)
 ・AMD64Intel EM64T(64ビット版)←10から追加のプロセッサ
  #Solaris10が動くサーバ範囲が広がってきました(マルチベンダ対応)

【非対象プロセッサ】
 ・Intel Itanium(HP社が推奨)
 ・POWER 5(IBM社プロセッサ)
  #やっぱり!?^^;

【注意点】
 ライセンス料については、1〜4CPUまでは無償としていますが、
 5CPU以上のシステムについての課金方法は未定です。
 ⇒5CPU以上のシステムについての課金方式は引き続きウォッチング中。

【注目の機能】
 Solaris コンテナ( Solaris Containers )
 ソフトウェア・パーティショニング(論理区画)によって
 OS の仮想化を可能にする新機能です。
 一つの筐体内の一つの OS 上で複数の仮想 OS を構築できます。
 8,000 以上のパーティションを設定できます。
 パーティションの数はサポート料に影響しません。
 #CPU数に応じて、実際どれくらいのパーティション数が妥当か?
 #で、結局コンテナって、1つのOS上で動くクラスタのリソースグループ
  みたいなもので、
  IBMのLPARやHPのvParsのような論理パーティション(複数のOSが存在)
  とはちょっと違う分類のもの。

【ダウンロード】
 評価版のダウンロードが現在可能になっています。
 ダウンロードは、Software Express for Solaris
 http://wwws.sun.com/software/solaris/solaris-express/get.jsp

ルンバ・ディスカバリーがやってきた!

次世代掃除ロボット【ルンバ・ディスカバリー】が届きました。

使っての感想

【よかった】
 ・スイッチを押すと勝手に掃除してくれる
 ・段差は感知して落ちない
 ・掃除して、勝手に自分で充電器に戻る

【いまいち】
 ・やっぱり音が掃除機
  たとえると戦車のプラモデルが走っているような感じ
 ・カーテンの裾を吸い込み立ち往生しているときがあった

ところで名前は「ルンバ」と呼んでいます。
#商品名そのまま^^;

お掃除ロボット

買いたい。。。
いや、たぶん買う。

●お掃除ロボット各社比較
http://digimoba.com/products/special/cleaning.html

●ルンバ ディスカバリー(今のところ購入候補)
http://digimoba.com/products/roomba/roomba_discovery.html

■自動充電ホームベース

ルンバ が掃除をしている部屋に、ホームベースをセットしてください。掃除が終わるか、バッテリーがなくなると、ルンバは自分でホームベースを見つけて充電をします。

充電器に帰っていくルンバ。なんとなくほほえましい


●「掃除ロボットにペットなみの愛情を注ぐユーザーたち」
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/culture/story/20030618202.html

同社の掃除ロボット『ルンバ』(Roomba)の持ち主の半数以上が、ルンバに名前をつけている。

名前をつけるのか。^^;いちおう考えておくか。

Skype(スカイプ)

P2P技術を使った「無料IP電話ソフト」。

試してみました。
音質がいいってことで、他の通話媒体と比較しました。

固定電話>SkypePHS>IPフォン>携帯
1  0.99 0.8 0.7 0.6
※従来の電話を1とした場合の音質比較
 (わたし感覚)

【これはいい】
 ・普通の電話と同じ!「あ、電話じゃん」
 ・FW内(会社NW内)から、外部NW接続PCと通話できる。
  ICQは会社では、どうにも繋がらなかった悲しい思い出と比べ。。

【気になること】
 ・電話からSkypeの呼び出しができない。(×Phone to PC)
  →Skypeに050番号付与の動きもあるので、この問題は解消されるか?
 ・携帯化するには、無線LANスポットが多く必要。
 ・ヘッドセットとマイク+PDAの状態で街中で喋れるかっ^^;
  →イヤホン(初期ウォークマンのような)+タイピン型マイクのセットが
   1000円で売っていた。これならいける?!
   刑事みたいじゃないか?

気になることは、Skypeが携帯電話の変わりにならないかなーと
考えた時、気になったことです。


参考
■本家「Skype」のページ(日本語)、ダウンロードページあり
http://web.skype.com/home.ja.html

livedoorスカイプ
http://skype.livedoor.com/

Skypeファンサイト
スカイプ
http://www.metamix.com/skype/