HP-UX情報

最近の各社仮想化動向ってどうなってるんだっけ?
確かHP社も秋に発表していたような。。

ということで、調べてみました。
【HP社の仮想化技術動向】です。

現在1CPU単位分割可能な「vPars」がありますが、
IBM社のマイクロパーティションのように、
さらに1CPUを細分化する技術「Integrity VM」が
「2005年後半」にリリースされる予定です。

■論理パーティション:Integrity VM(Integrity Virtual Machines)

■プロセッサ分割単位:1CPUを5%まで細分化可能(IBMは10%)

■対応OS:HP-UX 11i、Linux。(Windowsはサポート検討中)


IBM社のマイクロパーティションって実は
 >パーティション毎にある程度のブート領域が必要
 (数十GB×パーティション数=サーバディスク容量)
 >パーティション数は環境設定費用に影響する
 (設定費用は1パーティション毎の値段×パーティション数=設定費)
等、パーティション数を多くすると
イニシャルコストに大きく影響することがわかってきました。

また
 >パーティション管理サーバ、ハードウェア管理専用コンソールが必要
のように、運用サーバ〜管理サーバ(コンソール)間の情報のやり取りがあり、
オーバーヘッドが高くなると予想されます。

HP社の今後の動きをさらに調査する上で、これらの点について
特に注目していきたいと考えます。


関連記事(サーバ仮想化):
http://h50146.www5.hp.com/products/software/oe/hpux/partition/